SEOから入ると失敗する-5 理解→検討を促進(クチコミ系・メディア系・EC系 )

2020年4月19日

SEOから入ると失敗する-5 理解→検討を促進(クチコミ系・メディア系・EC系 )
SEOから入ると失敗する-5 理解→検討を促進(クチコミ系・メディア系・EC系 )

前回(SEOから入ると失敗する-4 理解→検討を促進(LP・アフィリエイト))は、理解→検討について検討した上で、手段としての、

ランディングページ(LP)
ブログ(アフィリエイト)

について検討してみました。
今回はその続きになります。


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クチコミ系「ECサイトの評価クチコミ・SNSの評価クチコミ・ブログ(一般)」

商品の理解が進み、検討に入ると、他のユーザーの使用感、利用感等の意見から、比較検討が開始されます。
他人の評価を検証、比較することで、購買意欲を固めていく段階です。
こちらは、ほとんど制御不能なため、手段として利用することはできないと思います。

ステマ的な手法として、インフルエンサー、アフィリエイトブロガー等に、好意的な記事やコメントを記載してもらうことは可能です。
インフルエンサー、ブロガーについては、プロダクション的にそういった人々を集めてコンテンツの企画制作を行っている会社がありますので、一度検索して相談してみると良いと思います。

また、こういったクチコミ、コメント系に対しては、商品力、サービス力が必要となってきます。
マーケティング、プロモーション観点だけでなく、商品への企画制作への力の入れ方、投資が必要だと思います。
言い換えれば、「ものづくりの力」になります。
商品やサービスが良いモノであれば、クチコミやコメントも良い書き込みが行われます。

たまにお話しをしていてみかけるのが、商品やサービスの質を無視して、Webでのマーケティング、プロモーションだけで売れると勘違いしていることです。
営業畑一筋、バブル期に売りまくったって感じの経営陣に多い気がします。
マーケティング、プロモーションは、商品を売るための手法であって、決して、それ自体がユーザーに対してのソリューションになることはありません。

良い商品、サービスを作り上げて、効率的にマーケティング、プロモーションを実施する

これが、売上増加への最短の道になると思います。

SEOとしての役割

クチコミ自体が、公式な商品の紹介ページより上位に表示されることが良くあります。
商品やサービスの特性をとらえて、その商品を購入するユーザーにとって有意義な情報を掲載していれば、上位にインデックスされると思います。
しかし、大抵の場合は、悪評がつく場合に上位に表示されます。
先にも書きましたが、商品やサービスの質を高めることが必要になります。

 

メディア系「記事・紹介・比較」

ニュースサイト等の各メディア、比較サイト等の紹介、比較コンテンツがこれに当たります。
ニュースサイトは、大きいところでは、Yahoo!ニュース等、比較サイトは、価格.comですね。
ここでは、個人のブログ等については、外して考えています。
メディアによっては記事広告の出稿等が可能です。
大量の人達の目に止まるため、認知の促進にも繋がりますが、客観的な記事、比較内容によって、理解、検討も深まります。
前後してしまいましたが、メディア系での検討から、クチコミ系での検討へと流れることが一般的かと思います。

SEOとしての役割

こちらで確認した記事が、検索の上位にあがることは効果的です。
一般のクチコミと違い、記事は客観性が伴っているように見えるため、理解→検討の深い段階の判断に利用される傾向があります。
検索で自分で調べて、こういった記事がヒットすると、効率的に購買意欲が高められます。
また、大規模なWebメディアの記事等は、検索の上位に上がりやすい傾向があります。
即効性はありませんが、認知促進の一環として利用する事も可能です。

 

EC系「コンテンツ(記事)・クチコミ・製品情報の紹介ページ・パーツ」

ECサイト自体に掲載されている商品紹介とクチコミ、記事は、Amazonや楽天などに多く掲載されいます。ショップ側が掲載する、商品に関する情報ですね。
ECサイトでの商品紹介や、クチコミについては、先の内容とも同じなので、ここでは割愛します。

ここ数年で急激に増えたのが、オウンドメディア、コンテンツマーケティングな手法とECを組み合わせたECサイトです。
試しに、オウンドメディア コンテンツマーケティング 参考サイト
で検索してみてください。

商品やサービスの記事自体が、一つのコンテンツとして集客が可能になっています。
ECサイト自体のメディア化の事例として、

北欧、暮らしの道具店
石けん百貨
経営ハッカー(freee)

等が有名ですね。
こちらは、もう少し詳しく特集したいので、別に記事を書きたいと思います。
商品やサービスを紹介する記事自体がユーザーにとっての解決策、ソリューションになっています。
コンテンツと商品が一体となっているため、記事での集客、理解、検討を深め、購買意欲を効率的に確立、その場で購入してもらうことが可能です。

オウンドメディアで、対象ユーザーに対してコンテンツを掲載して集客、その後、そのメディアに、訴求する商品を掲載する場合、集客から、商品認知、理解、検討が長くなります。
一方、商品の紹介そのものがユーザーにとって必要なコンテンツとなっている場合、記事を読むだけで、商品の認知、理解、検討が深まります。
商品力、サービス力が高いと、それだけ、紹介記事が有力なコンテンツとして訴求力をもちます。

SEOとしての役割

紹介記事、販売ページがセットになっているため、googleにインデックスされると効果的です。
先にも書きましたが、商品、サービスの力に伴う、コンテンツの訴求力が重要です。
コンテンツそのものがユーザーにとって魅力的で有益であれば検索上位にいくことが可能です。
また、コンテンツと販売がセットになっているので、購買に繋がりやすいと思います。
商品の発売が決まった段階で、なるべく早く、記事をあげることで!検索からの流入が促せます。

最後は購入ですね。
購入に対する手段について、次回は検討します。