バイク空輸で羽田から3時間半で愛車と共に北海道ツーリングへ!(ANAスカイツーリング 2022)

2023年9月16日

羽田から3時間半で北海道ツーリングへ行くことが可能な、飛行機でバイクを空輸してくれるANAスカイツーリング。
利用者が少ないのか、ネットに情報があまりなかったので、今回利用してきた詳細をまとめてみました。

Contents

ANAスカイツーリングとは?
羽田から飛行機でバイクを空輸してくれるANA Cargoのバイク輸送サービスです

各空港の貨物センターから飛行機でバイクを運んでくれるANA Cargo(ANAカーゴ)の輸送サービスです。

当初は私も、大洗からフェリーで苫小牧へ向かう予定でした。
私の住んでいる大田区からだと都内の渋滞を抜けて、大洗フェリーターミナルまで3時間程度。
大洗からは乗船手続き等を含めて更に20時間程度。
トータル23時間となり、往復46時間となると6日間の休暇のうち丸2日が消費されることになり、北海道での行程を4日間で消化しなくてはなりません。

その点、ANAスカイツーリングなら、私の場合、

家から羽田までの移動時間 30分
ENEOSでのガソリンの抜き取り 15分
羽田貨物エリア入場手続き 15分
ANA Cargoでの積み込み手続/作業 2時間
新千歳への輸送時間 1.5時間
合計 4.5時間

となります。(復路も同じ)

片道4.5時間、往復9時間で北海道ツーリングへ行くことが可能です。

※ここに掲載されている内容は個人の感想及び、当時の情報を元に記載しています。記載ミス等もあると思いますので、正確な情報は現時点での各社HP等をチェックしてください。

ANAスカイツーリングと商船三井フェリーとの比較

下記に当時私がメモした、大洗からのフェリーとの、時間と金額比較を記載しておきます。

新日本海フェリー

等級 : シングルスーペリア[洋室/窓無]
車輌台数 : 1 二輪自動車 (750cc超)
片道 : ¥33,900 約23時間
往復 : ¥67,800 約46時間(大洗までの3時間を含む)

※他、大洗フェリーターミナルまで往復の高速代、ガソリン代が加わります。

ANAスカイツーリング

羽田→新千歳

ENEOSガソリン抜取&証明&1L分のガソリン ¥4,400 + ¥160 =4,560円
バイク(ANA Cargo) ¥45,000
申告価額 (補償) ¥3,200
本人の航空券(SkyMark) ¥18,079
合計 ¥70,839

新千歳→羽田

ENEOSガソリン抜取&証明&1L分のガソリン ¥4,400 + ¥160 =4,560円
バイク(ANA Cargo) ¥45,000
申告価額 (補償) ¥3,200
本人の航空券(SkyMark) ¥24,127
合計 ¥76,887

片道 : ¥73,863 約4.5時間
往復 : ¥147,726 約9時間

新日本海フェリーとの差は、

差額 : ¥79,926
時間差 : 37時間

時間をお金で買うですね。
37時間を79,926円で購入するイメージになります。
正直高い…フェリーの客室ランクを下げれば、差額は更に広がります。

しかし、まだ暑い最中に都内の渋滞を抜けて大洗フェリーターミナルまでバイクで往復する疲労度の蓄積と、船で20時間過ごす時間を北海道で使いたいと考えて、今回はANAスカイツーリングを利用してみました。

ANAスカイツーリングの予約サイト

下記がANAスカイツーリングのHPです。

ANA Cargoスカイツーリング2022をご希望のお客様へ

はっきり言って、とてもわかりにくい…
肝心なことは何も掲載されていないため、問い合わせて聞く必要があります。
表記の揺れもあり、私は電話やメールで何度かやり取りしました。
また事前に、羽田近くのガソリン抜き取りをしてもらうENEOSと、ANAカーゴのある西貨物ゲートまで行って、ゲート管理の人に話を聞いたりしました。
今回、利用した結果を記載しておきます。

※記載内容は2022年9月当時のものになります。
実際に利用する場合は、ANAカーゴのHP等、各社HPで現在の情報の確認をお願いします。
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ANAスカイツーリングの利用方法

大まかな流れは以下の通りです。

予約

5. ANAスカイツーリングサイトでバイクの輸送を予約(往復路)
6. エアトリ等で自分の飛行機を予約(往復路)

往路当日

7. 羽田空港近くのENEOSでガソリンを抜いて証明書もらう(15分程度※1)

7.1. 【羽田空港】ENEOS Dr.Drive 羽田 SS (高橋商店)

7.2. タンクには1リットルのガソリンのみ。空港近くのENEOSまでたどり着けるか?

8. 羽田空港貨物エリアへの入場手続き

8.1. 羽田の貨物エリアゲート(西貨物地区)

8.2. ANA Cargoのある貨物エリアに入るため、貨物エリアゲート入り口で入場手続きが必要!(15分程度)

9. 羽田空港貨物エリアにあるANA Cargo受付に出発2時間前までに到着して受付開始

9.1. 支払いが終わったら受け取り用ナンバーをメモ

9.2. ゲート受付の証明書に印をもらう

10. 羽田ANA Cargo倉庫へ移動。積み込み準備。バッテリープラグを抜く。リチウムイオン機器を手荷物へ。電波の出ている製品をオフ。

10.1. リチウムイオン電池搭載機器は全て外して機内持込

10.2. 電波の出ている製品の電源をオフにする

10.3. バッテリープラグを外す

10.4. 必要装備品の無償輸送サービス

11. 羽田空港ターミナルへ移動して北海道行きの飛行機へ搭乗

11.1. 羽田貨物エリアのANA Cargo → 羽田空港ターミナル

11.2. 徒歩での道順

11.3. バス停への道順

12. 新千歳空港到着。新千歳空港の貨物エリアへ移動

12.1. 徒歩

12.2. バス

12.3. タクシー

13. 新千歳空港の貨物エリアの入場手続き

13.1. 新千歳の貨物エリアゲート

14. 新千歳空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付でバイク受取手続とバイク受取

15. 新千歳空港近くのENEOSで給油。北海道ツーリングへ出発

復路当日

16. 新千歳空港近くのENEOSでガソリンを抜いて証明書をもらう(15分程度)

17. 新千歳空港の貨物エリアの入場手続き(15分程度)

18. 新千歳空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付に出発2時間前までに到着して受付開始

19. 新千歳ANA Cargo倉庫へ移動。積み込み準備。バッテリープラグを抜く。リチウムイオン機器を手荷物へ電波の出ている製品の電源をオフにする

20. 新千歳空港ターミナルへ移動して北海道行きの飛行機へ搭乗

21. 羽田空港到着。空港の貨物エリアへ移動

22. 羽田空港の貨物エリアの入場手続き

23. 羽田空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付でバイク受取手続とバイク受取

24. 羽田空港近くのENEOSで給油。自宅までの帰路へ

ANAスカイツーリングサイトでバイクの輸送を予約(往復路)

2022年9月現在、下記ページのリンクから、予約フォームを使用して予約を行います。

ANA Cargoスカイツーリング2022をご希望のお客様へ

私の場合は

8月13日 お盆期間中にフォームで送信
8月17日 お盆明けに担当者からメールが到着。予約が確定次第、連絡するとのこと。
8月22日 予約確定しましたと書かれたメールが届く。
あとは、ANA Cargoに来る前に指定のガソリンスタンドでガソリンを抜いて証明書を発行してきてねとのこと。

他、何も届かないので、支払い方法等について問い合わせてみると、上記HPのURLが送られてくるので、それを読めという事らしい…

※現地での対応は更に悪いんだろうと、心のATフィールドを三枚ほど多めに用意して向かいましたが、HPと違い、電話での問い合わせ対応や、現地での担当の方々の対応やサービスは非常に丁寧でとてもとても気持ちの良いものでした。
スカイツーリングのWebサイトだけがとてもぞんざいな感じです。Web全盛の昨今に経営のIT関連予算に対する投資判断に問題があるのか…ブランド自体の毀損にもつながるので早く直した方が良いですね。

料金は輸送費が、

羽田 – 新千歳間 ¥45,000円(税込)

かかります。(新千歳 – 羽田間も同じ)

他、申告価額というのがあります。
バイクに何かあった場合の補償制度のようです。
1万円の補償額につき、30円かかります。
例えば、140万円保証してほしければ、

片道
14 ✕ 30円 = 3,200円

かかります。
輸送費と合わせると、

片道
45,000円 + 3,200円 = 48,200円

羽田 – 新千歳、新千歳 – 羽田とも料金は変わりませんでした。
支払いは当日にANA Cargo受付で、カードまたは現金で行います。

エアトリ等で自分の飛行機を予約(往復路)

上記のANAスカイツーリングの予約は、バイクのみの輸送となります。
人間を運ぶためのチケットの予約は別に必要なります。

ANAスカイツーリングのフライトスケジュールとほぼ同じ発着時間で、人間用の飛行機も予約できます。

ANAスカイツーリングのフライトスケジュール(ANA Cargo)

私は安く済ませるために、エアトリを利用して、一番安いSKYMARKで往復とも予約しました。

航空券予約のエアトリ

1時間半程度で着くので、狭くても我慢できます(笑)

 

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往路当日

羽田空港近くのENEOSでガソリンを抜いて証明書もらう(15分程度※1)

HPにはANACargoにて、出発2時間前までに受付と書かれています。

そこで、家からANA Cargo受付まで行く時間以外に、

指定ガソリンスタンドでのガソリンの抜き取りがどの程度かかるか?

が気になります。

HPの情報だけではわからないので、ENEOSに直接電話をして聞いてみました。
ガソリンスタンドが混んでなければ、15分程度で終了するとのこと。
ガソリンは1リットルだけ残して抜くのではなく、全部抜き取り後に、1リットルだけ給油するとのこと。

片道
ガソリン抜き取り証明発行費用 ¥4,400円(税込) + 1リットル分のガソリン料金

となります。

証明書は、レシートに証明印を押したものになります。

念のため、名前と日時を言っておきましたが、予約制ではないようでした。

しかし、”混んでなければ”という言葉が引っかかりました。

【羽田空港】ENEOS Dr.Drive 羽田 SS (高橋商店)

※1.実際に利用する曜日と時間にバイクで行ってみることに。
空港近くということもあり、バス、大型トラックなどがけっこう並んでおり、大分時間がかかる様子。
私は念のため、全体で30分ほど余裕をみることにしました。
当日の朝は空いており、15分程度で終わりましたが、いつどのタイミングで混むかわからないので、少し余裕を見て行ったほうが良いと思います。

タンクには1リットルのガソリンのみ。空港近くのENEOSまでたどり着けるか?

タンクには1リットルしか入っていないので、

ANA Cargoまでたどり着けるかどうか?
新千歳のANA Cargoから近くのENEOSまでたどり着けるかどうか?

がかなり気になりました。

ENEOS Dr.Drive 羽田 SS (高橋商店)から、羽田のANA Cargo受付までは、
8分(3.9 km)程度。
google map (https://goo.gl/maps/JP4DMQGNgVXCq4YF8)

 

新千歳のANA Cargo受付から【新千歳空港】エアカーゴSS 千歳空港モーターサービスまでは、1 分(350 m)
google map (https://goo.gl/maps/tReJnvucgeRS5DuP9)

BonnnebileT120は、都内でのガソリン消費は、23キロ/リットル程度。道に迷わなければ、大丈夫そうだと判断。
しかし、帰途は気が抜けていたのか、曲がるところを間違え、羽田周辺を大きく迂回しなければならず、かなり焦りました。
羽田周辺は迂回しなければならい場合が多いので、注意が必要です。


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羽田空港貨物エリアへの入場手続き

羽田の貨物エリアゲート(西貨物地区)


※2023年2月追記
ANAカーゴからお知らせがあり、羽田国内貨物受付窓口が移転するとの事です。

REV.1【国内貨物】羽田国内貨物受付窓口移転について

手続きや入情方法は変わらないと思いますが、
移転先へはまだ行ったことがないので、利用後に内容は更新します。

下記は、旧窓口を利用した際の記載になります。


羽田の貨物エリアへ入る際は、真ん中の一般受付を目指して、真ん中のラインを進みます。
一番左ラインは一般ではなく関係者専用とのこと。

羽田空港の貨物エリア入り口ゲート
ちょうどバンの止まっている真ん中のラインを進んで、ゲートの手前でバイクを止めます。 google mapより引用

ANA Cargoのある貨物エリアに入るため、貨物エリアゲート入り口で入場手続きが必要!(15分程度)

ここも事前に行って、ゲート入り口の管理スタッフの方に話を聞いてきました。
ANAスカイツーリングのHPには記載がありませんが、ANACargoのある貨物エリアに入るためには、貨物エリアに入るための入場手続きが必要と判明。

時間ギリギリで貨物エリアゲートに着いても、ANA Cargoにはたどり着けません。

バイクを止めてエンジンを切り、ヘルメットをとって、入り口受付で空港の貨物エリアに入る手続きが必要です。
名前と住所と電話番号をゲート入り口の受付で記載して、免許証を見せて、実際の顔と本人かどうかの確認が必要。
なので、バイクを一旦止めて、ヘルメットとグローブを外して、受付をする必要があります。
受付が終わると、入場用のパスと、ANA Cargoの方で荷物の受授があった旨を証明する判子を押してもらうための書類を受け取ります。
ここも、混んでなければ15分程度で手続きは済みます。
たまに、受付待ちのトラックが並ぶこともあるようなので、時間の余裕を見ておいた方が良いと思います。

羽田空港貨物エリアにあるANA Cargo受付に出発2時間前までに到着して受付開始

HPにはANACargoにて、出発2時間前までに受付と書かれています。

この2時間前というのが、いまいちどういう要件なのか?
HPだけを見ているとわかりません。
2時間前までに何を済ませておけばよいのか?
予約確定メールには、

”受託”締め切り時刻:9:00

と記載があり、HPとの表記の揺れがあり、混乱しました。
ガソリンを抜き、バッテリープラグを外し、荷物からリチウムイオンバッテリーを外し、飛行機に詰め込める状態になっていることが必要なのだろうか?
仕方がないので、電話してみました。

結論は、

「2時間前までに、ANACargoの受付に到着して、手続きが開始できれば良い」

とのこと。
積み込み可能な状態にする作業は受付後でOKとのことでした。

当日は、各貨物エリアのANA Cargo受付まで進み、受付前にエンジンを切ってバイクを止めます。
受付でスカイツーリングを予約した旨伝えます。

受付での対応はとても丁寧で安心感があります。
いくつかの書類に名前住所電話番号を記載。免許証で本人確認を行います。
書類の記載にミスがなければ、確認を含めて30分程度で終わります。

ENEOSでもらったガソリンの抜き取り証明書もここで渡します。

申請価格の確認があった後、ここで支払いになります。
各種カードでの支払いも可能です。
往路のみの手続きになります。
復路は、新千歳のANAcargoで行います。

支払いが終わったら受け取り用ナンバーをメモ

新千歳での受け取りに利用する、受け取り用のナンバーをメモします。
受付の画面に表示されるのでスマホのカメラで撮っておきます。

ゲート受付の証明書に印をもらう

忘れてはならないのが、ここで、ゲート受付もらった書類にANAcargoで証明印をもらっておきます。ゲートを出る際に、ANAcargoで荷物の授受があった証明が必要になります。

これがないとゲートから出られません。ANAcargoの受付に戻って証明印も貰うことになります。

羽田ANA Cargo倉庫へ移動。積み込み準備。バッテリープラグを抜く。リチウムイオン機器を手荷物へ。電波の出ている製品をオフ。

羽田のANA Cargo受付から、バイクの積み込みを行う倉庫までは、300メートルほど距離があるので、ヘルメットを被って自走が必要です。
私が行ったときには、ANA Cargoの受付を出て右に向かったエリアにありました。
トラックやフォークリフトなどが行き交っているので、低速度で気をつけて走行する必要があります。
目的エリアの方で、積み込み作業の方が手を振ってくれているので、分かりやすいと思います。

担当の作業員の方は、羽田、新十歳とも、とても親切丁寧で気持ちの良いものでした。
バッテリープラグを外すための工具などは、羽田と新千歳でサービスに違いがあります。
羽田は自分で持っていく必要があります。
新千歳は工具やウェットティッシュ等が用意されており、足りないものがあれば遠慮なく言うように言われました。

積み込みエリアに移動したら、指定された計測エリアまで移動してバイクを止めます。ここで、荷物を搭載したままで車両重量を測ります。
その後、終わったら、積み込み準備エリアまで移動。バイクの積み込み準備を行います。

リチウムイオン電池搭載機器は全て外して機内持込

バイクの荷物から、リチウムイオン電池を外して機内持込荷物にします。
貨物室は与圧されないので、リチウムイオン電池は爆発の危険性があるとのこと。
ヘルメットに装着されたインカムにも注意が必要です。

電波の出ている製品の電源をオフにする

飛行機の航行に影響があるため、電波の出ている製品はすべてオフにする必要があります。

バッテリープラグを外す

羽田の場合は、バッテリープラグを抜くための工具は、自分で持っていく必要があります。
新千歳の場合は、工具やウェットティッシュ等が机に用意されていました。
バッテリープラグは片側だけ外す必要があります。大抵のバイクは、マイナス側になると思います。
初めてバッテリープラグを外す人は、自分のバイクのバッテリープラグの外し方を調べて、事前に一度外してみると良いと思います。

私は念のため、ツーリング前のディーラーでの点検で、担当の整備の方に、やり方を聞いておきました。
私のbonnebile T120の場合は、下のボルトが落ちてしまう場合があるので、外した後、ボルトは締め直して止めておくようにとのこと。聞いていなかったら、締め直していなかったので危ないところでした。
外したプラグは、バッテリーに接触しないように、念のためガムテープなどで捲いておきます。

必要装備品の無償輸送サービス

申込み時にチェックしておくと、1箱(75cm×56cm×50cm) に入る装備品であれば同便で輸送してくれます。

必要装備品輸送サービス(ANA Cargo)

必要装備品輸送サービス(ANA Cargo)
必要装備品輸送サービス用のボックス(ANAスカイツーリングより抜粋)

予約時に申し込んでおけば、バイクの積み込み作業エリアの机の上に用意されています。
結構な大きさで、バイクのメットにプラスして、色々なものが詰め込めます。
リチウムイオンバッテリー搭載製品は入れることができません。
また、電波の出ている製品は電源をオフにする必要があります。
私は、メットカバーに入れたSHOEIのZ-8と、来ていたプロテクタージャケットを入れました。

準備が完了したら、バイクの傷のチェックと積み込み担当の方に引き渡し

積み込みようにバッテリープラグを外したり、積み込み準備をしている間も、担当の方が側についています。
時間がかかってしまうと正直申し訳ないのですが、そういうルールとのことなので、落ち着いて、ミスのないように積み込み準備を行います。
終わったら担当の方に準備完了を伝えます。

準備が終わると、バイクの傷のチェックを行います。
到着した空港で輸送中についた傷がないか確認を行うためです。

チェックが終われば受け渡し完了です。

羽田空港ターミナルへ移動して北海道行きの飛行機へ搭乗

大体、受付開始から1時間程度経っていると思います。
バイクの輸送便と同時刻の、人間用の飛行機を予約しているはずなので、2時間前に受付を開始した場合は、出発まで1時間程度になります。

貨物エリアのゲートでパスとANA Cargoで印をもらった書類を提出してゲート外に出ます。
進んで左に行くとバス停があります。

羽田貨物エリアのANA Cargo → 羽田空港ターミナル

羽田第一ターミナルまでは歩くと20分程度かかります。
貨物エリアのゲートをでて左に行くとバス停があるのでそれを利用したほうが良いと思います。
ANA Cargoの受付でお願いすればタクシーを呼ぶこともできるようです。
私はバスを利用して国内線ターミナルまで移動しました。

徒歩での道順

google map

羽田ANA Cargo←→羽田第一ターミナルの道順 google mapより引用
羽田ANA Cargo←→羽田第一ターミナルの道順 google mapより引用

バス停への道順

google map

羽田ANA Cargo近くのバス停(google mapより引用)
羽田ANA Cargo近くのバス停(google mapより引用)
https://sokichisaito.work/motorcycle_navi_ahamo/

新千歳空港到着。新千歳空港の貨物エリアへ移動

新千歳空港の貨物エリアへは、ターミナルからだとかなりの距離があります。下記の方法があります。

徒歩

google mapで調べると空港から歩いていくこともできるそうですが、裏手からは入ることができません。
ゲートの方を通って入る必要があるため、かなりの距離になります。
google map(https://goo.gl/maps/7CqJZGSrKo5pxqvA8)

新千歳空港ターミナル←→貨物エリア道順(google mapより引用)
新千歳空港ターミナル←→貨物エリア道順(google mapより引用)

バス

バスを利用することもできますが、私は新千歳空港にあるバス停が発見できませんでした…
タクシーの運転手の方に聞いたのですが、エアカーゴ前バス停からANA Cargoの受付までもかなり歩くとのこと。
新千歳 貨物エリア周辺地図(ANA Cargo)

新千歳貨物エリア周辺地図(ANA Cargo HPより引用)
新千歳貨物エリア周辺地図(ANA Cargo HPより引用)

タクシー

私は、新千歳空港からANA Cargoのある、貨物エリアのゲートまではタクシーで移動しました。
2メーター程度で到着します。

新千歳空港の貨物エリアの入場手続き

貨物エリア入り口にあるゲートの受付で入場のための受付を行います。
基本は羽田と同じです。
パスと荷物の受授があった旨の証明印をもらう書類をもらいます。

新千歳の貨物エリアゲート

ENEOSからANA Cargoへ行く場合は、出口からの道が一通のため、ENEOSからまっすぐ進み、突き当たりを右折して更に突き当たりを右折。
そのまま進んだ突き当たりの左に貨物エリアへのゲート入り口があります。

新千歳空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付でバイク受取手続とバイク受取

ゲート内に入ったらANA Cargo受付へ。バイクの引き取りに来た旨を伝えます。
ここで、忘れてならないのが、ゲート受付でもらった書類に、ANA Cargo受付で判子をもらうことです。もらわないとゲートからでることができません。
担当者の方と一緒に、荷物の積み下ろしエリアに移動。
私の場合、すでにバイクが到着して、降ろされていました。
バッテリープラグをつなぎ直し、荷物の準備等ができたら出発です。

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新千歳空港近くのENEOSで給油。北海道ツーリングへ出発

バイクに乗って、貨物エリアのゲートへ移動。
パスと証明書を渡してゲート外にでます。

まず給油が必要だと思います。

新千歳のANA Cargo受付から【新千歳空港】エアカーゴSS 千歳空港モーターサービスまでは、1 分(350 m)
google map (https://goo.gl/maps/tReJnvucgeRS5DuP9)

さあ、北海道ツーリングへ出発です!
私は、連泊ツーリングも初めてなら、一人旅も初めてでした。
バイク免許も取得して1年足らず。車は30年近くペーパードライバーです。
どんな旅になるのか、不安と期待でいっぱいでしたが、想像以上に楽しい旅になりました。

今回の北海道ツーリングの様子はこちら
VR 360° 4K映像で体感する北海道ツーリング2022
北海道ツーリング2022 オロロンライン

 

復路当日

新千歳空港近くのENEOSでガソリンを抜いて証明書をもらう(15分程度)

往路と同じように、復路でもガソリンの抜き取りと証明が必要になります。

新千歳のANA Cargo受付から【新千歳空港】エアカーゴSS 千歳空港モーターサービスまでは、1 分(350 m)
google map (https://goo.gl/maps/tReJnvucgeRS5DuP9)

行きも帰りも利用しましたが、日中は混んでいることはありませんでした。
ANA Cargoの受付時間に間に合うよう、余裕を見ておいたほうが良いとは思います。

新千歳空港の貨物エリアの入場手続き(15分程度)

往路と同じになります。
入り口のラインは一般も同じなので、受付前でバイクを止めて、入場手続きを行います。

新千歳空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付に出発2時間前までに到着して受付開始

ANAスカイツーリング ANA Cargo受付

往路と同じになります。

支払いが終わったら、

羽田での受け取り用ナンバーをメモ
ゲート受付の証明書に印をもらう

の2点を忘れないようにします。

新千歳ANA Cargo倉庫へ移動。積み込み準備。バッテリープラグを抜く。リチウムイオン機器を手荷物へ電波の出ている製品の電源をオフにする

こちらも往路と同じになります。
場所はANA Cargoから30メートルほど先の倉庫です。
近いので手でも押していけそうですが、私は荷物などで重かったので自走しました。

重量を測った後、準備エリアに移動。
バッテリープラグを外して、リチウムイオンバッテリー搭載の危機を機内持ち込みにします。

電波の出ている製品はすべて電源をオフにする必要があります。

必要装備品の無償輸送サービスに、ヘルメットなどを入れてます。
準備が完了したら、バイクの傷のチェックを行って、受け渡します。

新千歳空港ターミナルへ移動して北海道行きの飛行機へ搭乗

バス停まで歩いてバスを利用することもできますが、結構な距離があります。

下記を参照
8.新千歳空港到着。新千歳空港の貨物エリアへ移動

私は、受付でタクシーを呼んでもらいターミナルまで移動しました。
行きのタクシーはとても良い感じの運転手さんで、色々とお話しながらだったのですが、帰りのタクシーの運転手さんはかなり無愛想でぶっきらぼな感じ。正直、かなり嫌な思いをしました。タクシーを二度と利用したくなくなるのはこういう時ですね。バスか歩きにすれば良かったかも^^;

羽田空港到着。空港の貨物エリアへ移動

下記の逆になります。
7.羽田空港ターミナルへ移動して北海道行きの飛行機へ搭乗

第一ターミナルから近かったため、私は歩いて移動しました。

羽田空港の貨物エリアの入場手続き

下記を参照。バイクに乗車していないので、今回は左手の歩道を歩いて行きます。
4.羽田空港貨物エリアへの入場手続き

羽田空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付でバイク受取手続とバイク受取

往路で新千歳で行った受付と受取を羽田のANA Cargoで行います。

下記を参照。
10.新千歳空港の貨物エリアにあるANA Cargo受付でバイク受取手続とバイク受取

羽田空港近くのENEOSで給油。自宅までの帰路へ

まず給油が必要だと思います。

ENEOS Dr.Drive 羽田 SS (高橋商店)から、羽田のANA Cargo受付までは、
7 分(3.9 km)程度。
google map (https://goo.gl/maps/JP4DMQGNgVXCq4YF8)

羽田で道を間違えると、たまに大きく迂回して戻る必要があります。
ENEOSへの道順はしっかり覚えておいた方が良いと思います。
私は事前に行って確認したにもかかわらず、帰途で気が抜けていたのと、夜だったので曲がるところを間違えてしまい、大きく迂回する羽目に。かなり焦りました…

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ANAスカイツーリングの利用方法は以上になります。
こうやってまとめてみると結構な情報量ですね。
ホテルの予約やバイクや荷物の準備など他にもやることが多く、準備だけでかなり大変な思いをしましたが、北海道でのツーリングは、とてもとても素晴らしかったです。

※ここでの掲載内容は、私が調べて利用した当時の情報となります。
また個人の主観やケアレスミスもあるかと思います。
実際に行く場合は、自分でもしっかりと調べることが必要です。